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栗の里のお米

「美味しい米を”たらふく”食べてもらいたい」という意志を継承

(1)米を生産しても”ゴミ”として扱われた時代があった

先代の「笹生利光・笹生トシ子」

先代の「笹生利光・笹生トシ子」

(有)笹生農園 レストラン栗の里は、9代続く、米農家直営レストランでもあり、今だからこそ、オリジナル玄米の「みがき玄米」を厚木市の食ブランドに認定して頂き、厚木の観光土産品としての価値を見出せているが、当時、48年前に、栗林を開拓し、バーベキュー栗の里を厚木市山際の地にオープンする以前は、一生懸命に、たくさん米を作っても、中々、”はけ口”がなかったのが現実だった。

米の生産技術はあるのに何故だろう・・・

それもそのはず、厚木市は、昔から、穀倉地帯であり、田畑が多く、米を生産する農家も大勢いて、「自分で食べる米は、自分で作る」のは、もちろんのこと。地元米販売所での、米を買い取る基準も年々強化され、「粒が揃って、水分量が豊富で・・・」、様々な縛りが発生し、買い手の言いなりで、米を生産していたため、農家色が出た米や価値を見出せない米は、売れ残り、家畜の飼料や田畑に肥料扱いで戻したり、ヒドイ時は、ゴミとして廃棄されることもあった。

そんな現状を打破しようと、立ち上がり、隣接する国道129号線が、まだ砂利道だった時に、飲食店をオープンさせようと考えたのが、先代の「笹生利光・笹生トシ子」と息子の「笹生一(現会長)」と「笹生昌春(現役員)」であった。

バーベキュー栗の里のオープン当初の笹生家

バーベキュー栗の里のオープン当初の笹生家

米農家傍ら、当初から業としていた”養鶏”の経験を活用し、鶏肉の小売店という”道”もあったが、やはり、米農家として、「美味しいお米を”たらふく”食べてもらいたい」という理念のもと、飲食店への”道”を選択し、「バーベキュー栗の里」をオープンさせ、現在でも続く、”お替り自由”のスタイルと”地域の農家米販売所”というサービスの基盤を創出し、自ら、”はけ口=米消費の拠点”を完成させたことにより、当時、美味しくても、仕方なく、ゴミとして廃棄されていたお米が脚光を浴び、”たらふく”召し上がって頂く環境を用意できた。

(2)「きたない米だな」と言われたことで奮起

あわ・ひえ等の雑穀が入り込むことがあります。

あわ・ひえ等の雑穀が入り込むことがあります。

チキンメインのバーベキュー栗の里オープン後、業態変更に伴い、レストラン栗の里とし、主力商材をハンバーグ&ステーキに変更後も、「米に合うお肉料理を提供する」というコンセプトを貫き、米農家傍ら、お米を原点に、レストランを経営していた。

当時は、基本的に、お米は、価値を付けるのが難しく、上述したように、買い手の言いなりの部分が強かったが、最近では、少しでも、多く米を買ってもらおうと、農薬をリスクと考える「減農薬手法」、除草を合鴨にしてもらう「合鴨農法」、冬季、田んぼに水を張り、生物生存環境を整えたり、渡り鳥等、飛来してくる鳥群のための環境を整え、土作りを施す「冬水田んぼ農法」、稲刈り後の田んぼで、レンゲ草を育成し、米作りに活用する「レンゲ米」、地産地消の観点から、〇〇地域と〇〇地域の米をブレンドし、地域の名をつけてブランド化し、米を販売する「〇〇地域米」等、様々な手法の素晴らしい米作りが、各地域に見受けられ、その1つ1つが、米の付加価値となることが当たり前となってきている。

栗の里の米も当時から、「減農薬手法」を全面に出し、「農家しか食べられない米」というプラスアルファーを付け、販売促進を続けていたが、時代の経過とともに、同様手法の農家が増え、埋もれてしまった。また、「減農薬手法=極力、農薬を使わない手法」なので、とにかく、流通する米よりも”見かけ”が悪く、さらに、除草も農薬を極力使わないので、ひえやあわ等の雑穀が入り込むことがあるので、スーパーやデパートで陳列されている綺麗なお米では、”ありえない”クオリティーだと言われたこともある。つまり、「きたない米だな」という評価が下ることもありました。

また、「燻蒸処理(農薬で虫の卵等を燻す行為)を一切しない」ことをモットーとして、米作りを展開していたので、購入後、保存状態によっては、米虫が発生するリスクが、通常流通米よりも圧倒的に多く、「通常の米では虫を見たことがない」等、問合せが相次いだこともあった。

同じ農作物で考えると、ほうれん草や小松菜等を購入後、虫に食べられて丸く穴が開いていたり、小さな幼虫を発見した経験がある方は多いと思います。米も同じで、虫が発生する率、虫に食べられる率が同じくらいあるのですが、通常米と比較され、「綺麗で、粒が揃って、虫が出ない」が先入観としてある時代に突入し、その虫の発生を無に近くした燻蒸米を無意識のうちに消費することが増えていることにもなるだろう。

それでも、農薬を使うことがリスクと考え、米は日用品でもあり、冷蔵保管をすることで、劣化の低減に繫がる旨を伝え続け、さらに、レストランの残飯や植物残、自家精米なので、その際に出る「米糠」まで、堆肥化し、土に戻している旨を付け加え、環境に配慮した生産方法にて、栗の里米を提案し、賛同者様を構築していった。

今では至る所で実施されている「田植え・稲刈り体験」。 実は原点は、 「子ども達や一般の方が入っても安全な田んぼで、お米を作っています」 というPRが目的で、 全国的に波及した「田植え・稲刈り体験」。 栗の里でも、レストランの残飯や植物残、 自家精米なので、その際に出る「米糠」まで、堆肥化し、 土に戻している旨を付け加え、環境に配慮した生産方法を掲げています。

今では至る所で実施されている「田植え・稲刈り体験」。
実は原点は、
「子ども達や一般の方が入っても安全な田んぼで、お米を作っています」
というPRが目的で、
全国的に波及した「田植え・稲刈り体験」。
栗の里でも、レストランの残飯や植物残、
自家精米なので、その際に出る「米糠」まで、堆肥化し、
土に戻している旨を付け加え、環境に配慮した生産方法を掲げています。

(3)さらなる付加価値を求めて

先代から米作りの意志を受け継ぐ「笹生一」

先代から米作りの意志を受け継ぐ「笹生一」

《燻蒸処理をしない、環境に配慮した米》をアピールし、米の販売率は徐々に向上し、地域の米販売所としての役割を担うようになった。また、神奈川県奨励品種米のキヌヒカリの生産が各地で主流になり、生産地でもある「厚木市下川入エリア」は、丹沢水系の中津川の水を使って育成していたことも追い風になり、市内での認知度も高めていった。

また、30年前には、相模大野店が、3年前には、相模原インター店を出店し、3つの拠点から、米販売・米提供ができるようになり、多くの方々に、栗の里米を提供できるようになった。その結果、嬉しい誤算も発生した。当時から自家生産だけで運営していたが、3店舗となり、様々な付加価値によって、お客様が多く来店してくれるようになり、生産量が追いつかず、厚木で、同様手法での米生産地元契約農家を募り、ブランド《栗の里米》を立ち上げ、厚木の米、農家の米、栗の里の米の認知向上の手助けをして頂いていることだ。

厚木市食ブランド認定「みがき玄米」

厚木市食ブランド認定「みがき玄米」

先代2人は、他界しているが、「美味しいお米をたらふく食べてもらいたい」という意志は、現在でも生きている。

2人の意志は、息子の笹生一と笹生昌春に受け継がれ、米作りでノウハウが活用され、また、その息子の笹生新(厚木店オーナー:次期社長)、笹生剛(相模原インター店オーナー)、笹生一徹(相模大野店勤務)が、笹生家の米と飲食店を立ち上げた当時の経験を汲み取り、一と昌春の意志を受け継ぎ、3つの拠点を主体に、お客様に提供・販売。

そして、笹生新の意志を継ぎ、企画広報部長の宮脇が、笹生米の提供・販売を含めたサービスで数々の受賞に導き、厚木市食ブランド(OECブランド)に、厚木の農産物として初認定された「みがき玄米」をブランディングし、情報発信を促進し、市内外のお客様に認知を図る形が構築された。

全国表彰を受け、相模原市長を表敬する 「笹生新」「笹生剛」「笹生一徹」「宮脇昇一郎」

全国表彰を受け、相模原市長を表敬する
「笹生新」「笹生剛」「笹生一徹」「宮脇昇一郎」

(4)受け継がれる意志

親から子、子から子、従業員、地域に共感されるようになった「栗の里米」は、日用品としての価値だけでなく、観光土産品としての価値を見出し、農業の観光化も評価され、第6回かながわ観光大賞優秀賞受賞への重要なピースとなった。

幼少時代の笹生新や剛、兄弟達

幼少時代の笹生新や剛、兄弟達

第6回かながわ観光大賞表彰式の様子

第6回かながわ観光大賞表彰式の様子

「美味しいお米をたらふく食べてもらいたい」と懇願した先代には、実は、私は、会ったことがないのですが、先代が書いた自叙伝本を読んだ時、この2人の意志をグループ全体に浸透させなければと思いましたね。

先代の自叙伝本 受け継がれる一族の熱い想いをこれからも形にしていきます。

先代の自叙伝本
受け継がれる一族の熱い想いをこれからも形にしていきます。

何故かというと、それこそが、他社様との差別化になり、そのストーリーこそ、お客様に、共感してもらえる要素だと信じているからです。

48年間、地域密着を図ってきたレストラン栗の里は、”地元”という強い味方の援護を受け、神奈川や県央地区、厚木の観光の核としてもスタートを切ります。

ぜひ、厚木市にお出かけの時は、レストラン栗の里を訪ねてください。そして、こう言ってみてください。

「美味しいお米を”たらふく”食べたい」と。

従業員一同、心より、ご来店、ご連絡、お待ちしております。

先代の意志を継ぐ1人:企画広報部長 宮脇 昇一郎

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